自動販売機設置に必要な費用と毎月の電気代、簡単にわかりやすくお教えします!
日本は自動販売機大国ともいわれており、今や自動販売機の数はコンビニの数を上回るほど普及しています。
このように自動販売機が普及したのも、一般人でも設置できることが大きな理由でしょう。
自動販売機を設置するスペースと稼働に必要な電源があれば、設置可能です。
しかし自動販売機の設置はどこでも可能なわけではなく、人通りが極端に少ないなど売上が見込まない場合は、自動販売機業者から設置を断られる可能性もありますので注意が必要です。
初期費用に関しては、自動販売機の管理方法により負担する費用が異なります。
自動販売機の管理方法は主に2つです。
自動販売機の管理方法
フルオペレーション方法
フルオペレーション方法とは、
- 自動販売機の管理
- 在庫の管理・調整
- 商品の補充
- 空き缶の回収
- 故障の修理
など自動販売機に関わるほぼ全てのことを、業者が一括して負担してくれます。
自動販売機も無料で貸し出してもらえるため、初期費用なども必要ありません。
自動販売機の清掃や売上の管理や振込も行ってくれるので、手間や負担もありません。
メーカーによっては、営業担当者が定期的に自動販売機へ訪問もしてくれるので、自動販売機のことは全てお任せできることが魅力です。
メーカーによって、フルオペレーションシステムやフルサービスオペレーションなど言い方は様々ですが、内容はほとんど同じものです。
フルオペレーション方法のデメリットは、売上が全て自分のものにならないことです。
1本当たりの販売金額の20%しかあなたの利益にはなりません。
残りは全て自動販売機業者の取り分になるので、ある程度売上が見込めないと利益も少なくなることがこのシステムのデメリットです。
セミオペレーション方法
この方法はフルオペレーション方法で業者に任せていたことを全てあなたが行う必要があります。
フルオペレーション方法とは違い、まずは自動販売機を購入する必要があります。
自動販売機の管理や在庫の確保、商品の補充、ゴミの回収まで全て自分で行います。
自動販売機が故障したときの修理なども自分でしなければなりません。
しかし、売上は全てあなたのものになるので、フルオペレーション方法よりも収入アップが見込めます。
しかし、自動販売機の管理や手間を考えれば、自動販売機を設置するほとんどの人がフルオペレーション方法を選択しています。
自動販売機を設置してかかる維持費はいくら?
自動販売機の維持費は、電気代のみです。
約2000円です。
夏場に比べ冬場は比較的電気代が高くなります。
冬場は夏場に比べ、ホットの商品が多くヒーターを使用する必要があるからです。
自動販売機は主に商品を温める機能に電力を消費します。
夏場はコールドの商品が多くヒーターをほとんど使用しないので、その分電気代が安くなります。
また、電気代は自動販売機自体によっても変わります。
最新式の自動販売機は省エネ機能などが搭載されているものもあり、比較的電気代を抑えられます。
大体年間平均で、2000円くらいでしょう。
もしあなたがセミオペレーション方法を選び中古の自動販売機を購入した場合は、電気代も高くなるので気を付けてくださいね。
私も以前は旧式の自動販売機を設置しており、一定の売上はあるのに、電気代が高く結果的にマイナスにはならなくとも微益にしかなっていませんでした。
最新の自動販売機に変えることで省エネになり電気代も大幅に下がり、収入も増えました。
電気代をまかなうには、ある程度の売上が必要になります。
いくらくらいの売上があれば、電気代もまかなえ、収入も増えるのでしょうか。
電気代がまかなえる売上はどれくらい?
例えば、120円の商品が1本売れたとします。
あなたに入ってくる売上は、約20%の24円です。
1ヶ月を31日で換算すると、3000円の電気代をまかなうには1日に4〜5本商品を売らなければなりません。
コンビニなどが近隣に無かったり、人通りが多い場所に設置したとしても、そういった場所には他にも自動販売機はあります。
他の自動販売機ではなく、あなたの設置した自動販売機で購入してもらうには、商品の品揃えはとても大切です。
フルオペレーション方法を選べば、様々な場所や環境での販売実績がある自動販売機業者に品揃えなどの相談もできます。
電気代をまかなえる売上を目指すためには、購入者の気持ちに立って商品を揃えることも大切ですね。
私が、自販機を査定してもらった業者はこちらです。とても親切にしていただけました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自動販売機の電気代、あなたが思っていたよりも高かったですか?
それとも安かったですか?
自動販売機は誰にでも簡単に設置できますが、電気代をまかなえるほどの利益を出すのは容易ではなく、売上を伸ばすためには様々な工夫が必要となります。
自動販売機の設置を検討中のあなた、一度自動販売機業者に問い合わせてみてはいかがでしたでしょうか?